七人の子山羊

ムサピと十兵衛は、女の子が出産のため、別のスペースに繋いでいました。
女の子三人が出産して、子供四人、二ヶ月は母と一緒に暮らしていました。

子供は、女の子の双子と、男の子単子で二人。
生まれた日が近いので、男の子二人、女の子二人、くっつきペア。
子供同士、四人で飛んだり跳ねたりダッシュしたり、楽しくしていました。
母親は、一ヶ月過ぎたあたりから、昼間はその辺お散歩兼草探し。
母がいないと、戸棚の奥に隠れてジーッとしているので、番山羊？に去勢オスのムサピ登場～
去勢が遅かったので、多少はオス脳ですが、一緒にして30分はメスを追っかけていましたが、嫌がられるので作戦変更、居候でうまくやっていく作戦にしたようです。

去勢オスのオス脳残りはどうしようもないと言われますが、NO！素晴らしき働きです。
メスが発情すれば、一応お相手はするけれど、メスは妊娠しません。
そして、子煩悩。子供に大人気のお父ちゃんになりました。
十兵衛は、ひとり、小屋の軒下をシートで囲い、殿になっていたので、こちらもハッピーでした。



そして、男の子離乳の時、丁度女の子双子の里親さんがみつかり、全員に泣かれたらチョト大変なので、男組4名、女組3名とスパッと分けました。

・・・泣く子は泣きますが、泣いているとムサピがちょっかい出して頭突きごっこします。暫くは忘れて遊んでいます。殿になっていた十兵衛も鳴きます。また、ムサピが頭突きごっこします。・・・また、なくと頭突きごっこ、プロレスごっこ、4人ゴッチャゴチャになって、ナンカ忘れちゃうみたい。



ムサピ、カッコイイ～ヒーローです。
良きヤンパパ＆良き兄ちゃんです。



売り飛ばそうとか、安く売るくらいなら食っちゃおうとか、密かに考えていた私・・・
ゴメンナサーイ！
貴方様＝ムサピは、お山のヒーローですよーーーーー

[8回]

ウメちゃん、去年の２月２３日から下痢したんだ。

去年の黒いウメちゃん。

背後から、そおーっと近づいてきて背中に乗る。



この子は、はじめから目があってしまい山の子になるはずだった。

去年は、雪がよく積もった。

ウメちゃんが動かなくなった時、心時間が氷りついた。



嘘のような現実が、これでもかこれでもかと何回も押し寄せて、ロボットになった。



今笑っているのもサイボーグかもしれない。

たまに、フラッシュバック。

[1回]

さてどうしたものかと、朝の5時から考え、9時スタンバイ後も、まだなにもしていない。

まず、男の子4人は、私の守衛室のような簡易小屋裏のお立ち台にて、朝の4時からドタバタ無邪気に遊び出した。
烏骨鶏の鳴き声より早く・・・
いくら田舎だからって、人は住んでいる。
山にドタバタこだまする。
5時半に烏骨鶏がなきだすと、さらにエスカレート！
スンゴイだだっ広いスペースがあるのに、何故にこんなに狭い１畳ほどのお立ち台に集まるのか・・・
寝てらんない～(^_^;)～お隣さんは、晩遅い職業・・・ゴメンナサイ・・・

これはいけない！女の子をこっちにしよう。

女の子をこっちにした。
昼間は普通に3人ウロウロ草を食べていた。

ゴーンとお寺の鐘が鳴ってから、まず忍者飛鳥が飛び出した！
すぐにとっつかまえて、コンクリート小屋のポールに繋いだ。

・・・バヒッバヒッバヒッ・・・今度は親分茶々が、出口を破壊しようとしている。
窓を開けて「こら～茶々！繋ぐぞー」・・・止めた。お利口さんだ。
10分もしないうちに、また・・・バヒッバヒッバヒッ・・・
(*｀Д´*)「もう、繋ぐからな！」と秒速でいつもの作業着になった私にビビり、止めた。
・・・が・・・バヒッバヒッバヒッ・・・
(￣∇￣)繋いだ。

いつもおとなしい竹ちゃん。さかんにお立ち台にやってくる。
「we- wue-me-」・・・訳：ナンカつまんなーい・・・
「daijo-bu-,daijobu」
「me-we-wue-me-」・・・訳：飛鳥も小鉄もいない、ナンカ少ない～

晩の10時、考えた末、室内小屋に3人を入れた。


これからどうしようかと、イロイロ思案中。

[2回]

親子を完全に離して、男の子4人グループに。
ムサピと十兵衛は、自由になって飛び跳ねています。

ちびっ子・・・小鉄とサスケはしきりに情けない声でないていますが、ムサピがちょっかいかけて頭突きごっこをしているうちに、なんだかわからなくなった様子。



母3人は、元に戻っただけなので、気抜けするほど静か。



ちびっ子・・・女の子双子は、良い里親さんみつかりました。ひとりだけだと思いましたが、二人ともお願いできました。



心配したほどの寒さでもなく・・・といってもマイナス2度ですが、どうにか落ち着くかなあ～

[1回]

尋常でない寒気ののち、普通でないぽかぽか陽気。

１週間ぶりに、皆お散歩。順番待ちで大騒ぎ。



リードが不足気味にて、親分の茶々はリードなし。山の上まで登っていった。
親分、子親分、あねご忍者、ちびっ子、男の子・・・順番に散歩してお気に入りの場所に繋ぐ。

白ちびウメ坊は、どこにいてもメンメン言ってる。
薄茶ちび桃坊も騒いでる。
絡まったのか？と見に行くと、静かに草を食べている。
私が掃除に戻るとまたなく。
構わず掃除していると大人しくなった。

ちびっ子は、芝刈りしたあとのような草でも、器用にちまちまと食べている。
親分は、山の上で樹の葉草の葉、捜してる。
男の子は、大人しく草を食べている。

久々に外の水が出たので、色々洗う。
もっと洗いたいが、もう暗くなる。
順番にお家に帰る。
親分、子親分、あねご忍者は勝手に帰る。
ちびっ子は、抱っこして帰る。
重たくなってきたので結構、汗汗汗・・・
フワフワであったかい。
脚をバタバタさせるけど、よ～しよしと負けずに離さない！

可愛くてしょうがない！

[1回]